転職用の履歴書は参考となる書き方と例や例文があります。職歴、志望動機は重要!


転職用の履歴書ワンポイントアドバイス



転職者が内定をもらうためには、履歴書では特に志望動機が重要です。
転職成功者がどういう履歴書を書いているのか、
参考図書なども参考にして、求人企業向けにカスタマイズするのがよいでしょう。

 

山口 淑子

「李香蘭」を生きて

「李香蘭」を生きて

人気ランキング : 127989位
定価 : ¥ 1,680
販売元 : 日本経済新聞社
発売日 : 2004-12

価格 商品名
¥ 1,680 「李香蘭」を生きて
まだまだたくさん語ってほしい

戦前、李香蘭として一世を風靡した著者の半生を綴った一冊。藤原作弥氏との共著の自伝『李香蘭 私の半生』と比べて、本人の肉声がよりはっきりと伝わってくる。川島芳子、甘粕正彦…交友のあった人物名を記すだけで、歴史の一断面に立ちあった体験が偲ばれるが、本書のハイライトは、敗戦間近の1945年6月に上海で開かれた李香蘭リサイタルの場面。終演後、幼なじみのロシア人に再会し、ミステリアスな失踪の謎が明かされる。その後、苦難の末に帰国した著者の戦後は…。最後は幼なじみのロシア人と上海以来53年ぶりに再会を果たし、彼女の過酷な運命を知る場面で終わる。戦争と政治に翻弄された20世紀を象徴しているかのような事実に、言葉を失う。

現時点で最高の“李香蘭”史料

山口淑子さん幼少の記憶から、李香蘭誕生、中国と日本との狭間で揺れた満映時代を経て、戦後アメリカでの活動、初婚、再婚、そして運命の友人リュバとの再会と別れまで、息つく間もなく一気に読ませてくれる。
大枠は新潮社『李香蘭 私の半生』と同じだが、共著だった同書とは違い、彼女自身の言葉で綴られているために、ニュアンスの相違が興味深い。
NHKで放映されたリュバとの再会の際、電波に乗らなかったリュバの言葉にも触れられている。その内容は謎を残したままであるが、衝撃的だ。ぜひ実際に手に取って自分で読んでいただきたい。
李香蘭に興味がある方はもちろん、いくつもの顔を持って生きてこられた山口淑子さんの歴史に触れるには、格好の史料だ。ボリュームは少ないが、現時点ではこれを置いてほかに望めないほど内容は濃い。
巻末に添えられた資料類(川島芳子の裁判記録、李香蘭ディスコグラフィ、出演映画一覧、簡易年表)も、おまけ以上の価値がある労作。
特に川島芳子の裁判記録に書かれた“中国国籍法の血統主義”は、同じく漢奸裁判にかけられた李香蘭が、なぜ山口淑子として認められ、放免されたのかを理解するためには必読だ。

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