転職用の履歴書は参考となる書き方と例や例文があります。職歴、志望動機は重要!


転職用の履歴書ワンポイントアドバイス



転職者が内定をもらうためには、履歴書では特に志望動機が重要です。
転職成功者がどういう履歴書を書いているのか、
参考図書なども参考にして、求人企業向けにカスタマイズするのがよいでしょう。

 

小倉 昌男

経営はロマンだ! 私の履歴書・小倉昌男

経営はロマンだ! 私の履歴書・小倉昌男

人気ランキング : 77208位
定価 : ¥ 630
販売元 : 日本経済新聞社
発売日 : 2003-01-07

価格 商品名
¥ 630 経営はロマンだ! 私の履歴書・小倉昌男
現代最高の経営者による哲学本

現代の経営者で最もユニークかつ気骨のある経営者である小倉氏。唯一の著書であった「経営学」にも感銘を受けたが、日経新聞に連載された「私の履歴書」に加筆した本書も、単なる自伝としてではなく経営書として秀逸の出来。「まずやってみなくては何もわからない」「視点はあくまでも顧客」といった金言は当たり前のことであると評論するのは簡単だが、実際に経営の魂として実践できている企業がほかにあるだろうか。わたしの知る限り、小倉氏とMKグループの青木定雄氏、アートグループの寺田千代乃氏の3人しかいない。まさにビジネスマン必読の書である。

鳥肌が立ちました

 電車の中で読んでいて、涙がこぼれそうになった――。
元、ヤマト運輸社長で、現在、ヤマト福祉財団の理事長を務める著者の生き方そのものに、心の底から尊敬の念が湧き上がる。
 
 著者は「経営には、倫理が必要だ」という。20代、結核を患い長年入院生活を強いられたというその経験が、著者の倫理の基盤になっているのではなかろうか。自分の倫理に基づき、「おかしいぞ」と思ったら、官庁相手にも平気でケンカを売る。かと思えば、働く障害者の実情を知り、「今の日本で、月給1万円というのは許せない」と、自分の持ち株すべてを寄付し、自分の取り得「経営がわかること」を武器に、「障害者が月10万円稼げるための仕組み作り」に果敢に挑む。
 
 この人には、「自分の損得」という概念ち?ないのではなかろうかと思えてくる。ただひたすらに、自分の倫理を鍛え、そして追求するために生きているのではなかろうか。。。
 MBA教材を含めたビジネスのノウハウ本には書かれていない、「人として大切なこと」を教えてくれる本である。
 

『クロネコヤマトの宅急便』の生みの親 小倉昌男の自伝

『宅急便』を生み出したヤマト運輸の元社長 小倉昌男(おぐらまさお)の足跡を通して、「運送行為は委託者の意思の延長と知るべし」を社訓とするヤマト運輸の一端が垣間見える良書。
ヤマト運輸は、1919年昌男の父にあたる小倉康臣によってトラック4台で創業。三越などの法人顧客を捉え、順調に事業を拡大していたものの、父の後を継いだ昌男の代になると、すでに法人取引は限界を向かえていた。昌男は1976年、この窮地を脱する為に、国内初の「宅急便」をスタート。事業を大きく「個人取引」へと転換した。この試みが大成功し、開始5年で月間取扱荷物1000万個を突破。1990年代には月間取扱1億個を超え、現在もなお個人宅配事業のトップを走っている。
引退後は私財を投じ精力的に社会福祉事業に従事。同じく小!!!昌男の記したものとして1999年に出版された『小倉昌男 経営学』(日経BP社刊)がある。

押すと痛いところは 悪いところである

 「小倉昌男の経営学」を読んで 小倉という人に興味をもっていたことよりこの本も読んでみた。因みに出張先のバンコクのタニヤという通りにある古本屋で90バーツで購入したものである。海外の古本屋で出回っているなら なかなか売れているというのが小生の考えの一つである。
 ところで「経営学」に続いて面白い。特に 今回は障害者の事業関係が出ていて これが読ませる。障害者の施設は もっと経営合理化を図り 収益を上げ ひいては障害者の賃金を上げるべきだという主張にはある意味で 目から鱗が落ちる思いである。
 小生もかつて(20年前だが) 大学の学園祭に 地元の障害者施設に来て貰って 障害者の作品を販売したという経験があった。その際は 施設の方の話では「学園祭に行くだけで障害者が楽しみにしている」という話ばかりに気が行っていたし それで良かったと思っていた。しかし そこで「収益を上げよう」とまで思わなかったのも確かである。
 小倉氏の主張に違和感を覚える方も沢山いるような気がするが 福祉やボランティアから程遠い小生にしても 考え込ませるものがあった。「経済人」や「財界」という言葉には 何となく胡散臭いものを感じる中で そんな「経済人」の一人である小倉氏の「障害者の給与を上げるべきだ」という主張はある意味で 痛い所を突いている。
 タイのマッサージでも「押すと痛いところは 体が悪いところである」といわれているのを思い出した。
 

「おかしい」ことはおかしいと主張される著者の生き方が伝わってくる本です

ご存知「宅急便」の創始者にして、先日惜しくも亡くなられた小倉昌男氏が日経新聞「私の履歴書」に連載された文章を、文庫化したものです。著者といえば、真っ先に、宅急便の認可に関し、いわゆるお上に立てついたエピソードが思い浮かびますが、この本を読めば、それが「おかしい」ものはおかしいと主張する著者の性格に由来するものであることがわかります。その性格は、ヤマト運輸を退かれてからも、月給1万円が当たり前とする障害者福祉の現場で、働く障害者たちに月給10万円を払える事業創設に奔走する姿からも伺えます。おかしいからといってたてつくことには、非常な勇気と労力を要しますが、決して信念を曲げられなかった著者の強い生き方に感銘を受けました。単なる経営者を超えて、素晴らしい人間を、また1人失ったことが残念に思われる1冊です。

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